書類選考に通ったら、次は面接です。この結果次第で採用されるかが決まります。
面接における第一印象は、採否を決める重要な要素のひとつです。まずは姿勢を正して面接官の目を見て話すこと。面接官の話には、ハキハキと、自信を持って受け答えをしてください。そのために、しっかりと下準備をしてから臨みましょう。
ここでご紹介するのは、面接に向けた下準備や身だしなみ、訪問マナーなど、いずれも面接対策に欠かせないことばかりです。これから面接を受けるという方は、ぜひこちらをチェックしてください。
まず、面接が決まったら、必ず面接の日時、場所、応募先の電話番号、担当者の氏名を必ず確認しておきましょう。
面接に向かう前に、履歴書に記入漏れがないか、写真の貼り忘れがないかを再度確認しましょう。
また、履歴書に記入した内容をチェックし、面接で聞かれることに関してあらかじめシミュレーションをしておくと、スムーズに受け答えができます。
清潔感を出すことはもちろん、これから働く職場に合わせた服装や身だしなみにすることが理想です。
露出の多い服やくたびれた服、極端な染髪やボサボサヘアーは当然のこと、派手なアクセサリーや化粧、ネイルなども避けましょう。
企業や店舗を訪問する時間も、あなたの印象を左右します。面接で訪問する際は、時間にゆとりを持って、約束の時間の10分前を目安に到着するようにしましょう。
もし遅れてしまいそうなときは、遅れることが判明した時点で、すぐに先方に理由と到着予想時刻を伝えてください。体調不良などで面接に行けないときは、必ず先方に電話をして面接日を変えてもらうようにしてください。突然のキャンセルや、連絡せずに面接に行かないということは絶対に止めましょう。
面接場所についたら、(1)来訪目的(2)自分の名前(3)採用担当者の名前を正確に伝えてください。到着した瞬間から、既に面接は始まっています。採用担当者はもちろん、従業員の方やすれ違う方々にも、きちんと挨拶するように心がけましょう。
(1)入室
ドアをノックして「どうぞ」といわれたら、「失礼します」といって入室します。このとき、ドアを静かに閉め、ドアの前で一礼してください。
椅子の横に来たら名前を名乗り、「よろしくお願いします」とあいさつをします。面接担当者から「座ってください」と指示があったら着席しましょう。
(2)面接
面接は、ただ面接官が応募者をチェックする場ではありません。応募者自身が本当に働けるか、働きたいかを確認する場でもあります。入社後の「こんなはずではなかった」を防ぐためにも、疑問があれば遠慮なくこの場で質問しておきましょう。もちろん、笑顔も忘れないこと。口角を上げて笑顔を崩さないように注意しましょう。
(3)退室
面接が終わったら、席を立ってからまず一礼します。「ありがとうございました」とあいさつし、ドアのところで再び一礼して、静かにドアを閉めましょう。